2017年8月以前のおすすめ商品

2016年10月24日 秋のお勧め商品 第2弾!

幻の西洋梨「ドワイアンヌ・デュ・コミス」

幻の西洋梨「ドワイアンヌ・デュ・コミス」(通称「コミス」)のご案内!

例年通り今年も群馬県から見城さんのコミス梨が届きます!

見城さんの農園は標高550メートルの斜面にあり、畑は水はけが良く 昼間はしっかりと
陽射しがありますが、朝晩は涼しく この気温の寒暖の差と立地が果実の成長を促します。
そこに見城さんの探究心と情熱がたされ、最高の「コミス」として実るのだと思います。

今年は例年より大柄傾向で糖度が高めとのこと。

その「コミス」がすでに収穫が始まり すぐに予冷がかけられ、順調に仕上がれば
11月上旬位からの販売になる予定です。



今年も質と品のある良い味です!お楽しみに!



<コミスとは>



正式名:「ドワイアンヌ・デュ・コミス」は世界一の梨と云われましたが
栽培が極めて難しく市場に
出回ることがなかったこの美味しい梨を
群馬県渋川市の見城さんが商品化しました。

かつて昭和天皇の料理番をなさっていた秋山徳蔵さんが「味と舌」
(下記)という本の中で
『コミスこそが果物の王である』と称賛して
おります。


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フランス原産の西洋梨で、梨では世界一といわれた品種だったが、私にいわしむれば、
あれこそ果物の王である。

マンゴー、マンゴスチンなどというけれども、コミスの、あの品のある味には及ばない。

福羽さんがまだ宮内省におられる頃―大正四年だったと思う―大原農園から取寄せたが、

その頃の値段で一個四円か五円かであった。

例の、表面に凸凹のある瓶のような形は、一般の西洋梨と変りはないが、皮を剥くと、

ほんのりと淡横がかった果肉が、いかにもしっとりとしていて、心を吸い寄せるようである。
一片を口に入れる。
とたんに、何ともいえない芳香と、トロリとした舌ざわりと、
上品な甘さが、口いっぱいに拡がる。
かす一つ残さず、アイスクリームのように溶けてしまう。
実に素晴らしい逸品であった。

 四十年たったいまでも、まだあの味が舌に残っている。
以来、一度もコミスを見たことも、
味わったこともないが、いったいその木はいまはどうなっていることだろう。

 宮内庁大膳職主厨長
  味と舌  秋山徳蔵著書より

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