藤代だより

2018年12月号

2018年の暮れに

本年も自然災害に見舞わられ、この夏までに被害を受けた産地も多く、農業全般に大きな影響を及ぼしたことは報道などで皆様もご存知かと思います。
しかし秋頃からは野菜の生育に適した気候への変化と生産者の皆様の努力もあって前進出荷などによる安定した青果相場の維持、供給ができた年末となりました。
地球環境には揺り戻しがあるといわれていますが、今回のように災害の頻発する時もあれば少ない時もあるでしょう。
このように我々人間は環境の変化の中で生かされているという事を改めて意識する一年であったと思います。

藤代商店は2018年、東京都豊洲市場の開場と共に、東京営業所を市場内に開所致しました。
世界でも有数の設備を誇る市場で、生きた情報と共に生産者のこだわりのこもった美味しい青果物を、より多くの皆様に提供し続けていけるよう社員一丸となり努力致します。

生きることは食べること。食べるとは他の生物の命をいただくこと。
それに携わる私達は謙虚さを忘れずに日々精進しなければなりません。
今後とも各生産者、市場関係者の皆様、お客様と「全方良し」の精神で、皆が良くなるような取組を続けていきたいと考えておりますので、引き続きご指導の程を、宜しくお願い致します。
2019年も皆様にとってすばらしい一年となりますように心からお祈り申し上げます。
                         商品部 酒井 克彦


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