藤代だより

2018年3月号

最近の地野菜

最近の地野菜
記録的な冷え込みが続いたことを忘れてしまいそうな、ここ最近の春陽に近隣の桜も間もなく満開を迎えます。商品部 酒井です。
3月23日、朝は小雨模様でしたが、昼間は穏やかな春日和になったので小机地区の各畑の見学に行きました。夏野菜の準備が最盛期という事で、各農家さんは育苗や整地などに追われていました。ミニトマト、トマト、かぼちゃ、胡瓜、おくら、ズッキーニ、などの夏獲り野菜はまだまだかわいらしいサイズ。
玉葱、ブロッコリー、レタス類などの初夏獲り野菜は畑で着々と成長中というところでした。
いくつかの畑を見て回った際、ブロッコリー、白菜、小松菜が畑一面に花を咲かせている様子に何か理由があるのかと生産者さんに質問したところ「思ったよりも暖かくなる日が早く来てしまい、他の作業との兼ね合いで収穫が間に合わなかった」ということでした。
生産者さん側からすると今季の冬の冷え込みで成長が遅く収穫できないところに、急に陽気が良くなり成長が一気に進み、作業が追い付かず野菜が成長しすぎてしまい廃棄野菜が出てしまうという、自然の力に翻弄されたということのようです。少しの日照量や気温の変化で人間の予測速度を簡単に超えてくる野菜の強さを改めて感じました。

しかし各農家さん、今後の準備は万端です!
5月中旬頃から色々な地野菜が入荷致します。横須賀からはアーティチョークも入荷予定です。また色々とご案内させていただきます。お楽しみにしていて下さい。

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