藤代だより

2012年10月号

今年の洋梨「ドワイアンヌ・デュ・コミス」

10月に入り、秋らしい日が続いたと思いきや、暑かった夏の影響か、トマト等の果菜類の高値が続きご迷惑をおかけしております。仕入部酒井です。
計画的に栽培していても、自然の力の前には、思うようにはいかないものなのですね。

今年も9月の中旬に群馬の見城さんの畑に伺いました。見城さんといえば、洋梨コミスです。今年のコミスは夏の暑さ、干ばつ、その後の害虫の発生と、被害が大きく、収穫量は平年の3割程度の減収だそうです。
畑では収穫後の冬場、梨の木の根元に大量の干し草を盛り、腐葉土として栄養をたっぷり与えます。また標高550メートルの位置にある畑は、昼間はたっぷりの陽射しがあり、気温も上がりまがすが、朝晩は落ち着き、このメリハリが、洋梨、植物達には過ごしやすいのだそうです。
また畑の中のいろいろな木に色々なシールやマークがつけてあります。見城さん曰く、「研究しているのだよー。」、と。
どこまでも続く探究心、見習わないといけません。いつもパワーをわけていただきます。

10月25日頃から販売スタートできそうです。ことしは渋味もなく素質は抜群です。お楽しみに!

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