藤代だより

2011年10月号

今年のコミス梨

暑い夏も落ち着き始めた頃、予想もつかないコースを通る台風の被害を受けてしまい、野菜全般の価格が高騰し、ご迷惑をおかけしています。
仕入部の酒井です。

これだけ科学の発達した現代でも台風ひとつ予想できないとは やはり自然の力には驚かされるばかりです。
9月中旬になり、群馬県渋川市の見城さんの畑にお邪魔しました。
見城さんといえば、弊社先代社長の藤代行雄も愛した洋梨コミスの生産者さんです。

8月以降 雨も多く心配された今年の出来栄えは少し小ぶり傾向ですが、実の付きは良く味も良さそうです。
10月20日頃からの販売となりそうです。楽しみに待っていて下さい。

その他にも見城さんの畑には珍しい果実が沢山あります。
栗の木が防風林の役目として植えてあるのですが、その中には近頃話題になりだしている「ぽろたん」もありました。
「ぽろたん」は中国甘栗のように渋皮も剥きやすく、しっかり大きく味もよいのです。
またリンゴは「ブラムリー」という酸の強い生食でなく料理用の青リンゴもありました。
「ブラムリー」は酸味の奥の方に旨味が隠れているような~料理人さんなら思わず使いたくなるリンゴだと思います。
その他にも何種類もの果実があり、また素晴らしい景色も見渡せる心休まる場所です。(作り手の見城さんはそれどころではないと思いますが。。笑)
今年もこれからコミスの案内をさせていただくと思いますので、ぜひ楽しみにして下さい!(見城さんの畑、案内もできると思います。)

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