藤代だより

2004年10月号

南信州の松茸

10月の初旬、南信州の泰阜(やすおか)村へ、宮沢さんを訪ね、松茸をとりに行ってきました。
南アルプスに抱かれた山間の小さな村です。コスモスが咲き、田では稲が稲架に干されていました。高冷地のため、かつては厳しい生活の地でした。国策として、満州の地に分村があったほどです。
熊が多いと聞き、熊鈴をつけて山に入りました。日本鹿に頭だけ食べられてしまった松茸もありましたが、よいものが800gほど獲れました。宮沢さんのお母さんが、松茸ごはん、香茸の味噌汁を作ってくれ、とても美味しくいただきました。
各家に金木犀が植えてあり、金木犀が香りが始めると、松茸が出始めます。前日山の出湯で一泊します。ご希望がございましたらご紹介いたします。

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